委員会方針

地域のかたち創造委員会
委員長 松岡 宏尚

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 このまちには素材の美味しさを活かした食・心癒される景観・郷土愛溢れる催しなど先人たちから引き継がれた多くの魅力が存在しています。その反面様々なコミュニティやまちづくり活動に携わる中で多くのまちの課題や問題を見聞きすることも多々あります。しかし、これらが多いこと自体はこのまちが抱える問題の本質ではありません。「今」私たちが注視すべきなのはこのまちで語られる課題や問題に対し、このまちに住み暮らす人々の当事者意識が希薄になっていることです。その理由は所謂まちづくり活動や青少年事業等に携わる人々の中に「どのようなまちで暮らしていきたいのか」「次の世代に何を引き継ぎたいのか」ということについて明確なビジョンを持つことが出来ていないからだと考えます。駄目なまちだと烙印を押す人は多くいますが、札幌市のようなまちを目指すべきなのか、当別町らしいまちの発展とはどのようなものなのかについて具体的に語ることは多くありません。明確なビジョン無き活動により、このまちの目指すべき未来を創造する機会を逸しないために「今」一度立ち止まり、私たちが目指すべきまちのかたちを想像することで自らの尺度と強い信念を確立し、このまち独自の可能性を新たな地域のかたちとして次世代に引き継いでいく必要があります。
 まずは、2018年度に展開する運動への理解と協力を得る機運を高めるために、このまちで共に活動する関係諸団体や先輩諸兄に新年度の活動方針についてお伝えする新年交礼会を開催します。そして、未来に向けた揺るぎない信念を的確に運動へと繋げるために、過去から現在を見つめ直すとともに成功事例のある地域を調査し、このまちの目指すべき未来を想い描くことで、私たち一人ひとりが自らの尺度と力強い信念を持つJAYCEEへと成長します。さらに、当事者意識を持ちこのまちの未来を語ることの出来る人材を育成するために、私たちが「今」目指すべき地域発展の将来像を指し示すとともに様々な世代の意見を集約・共有し、主体的に行動するこのまちの人々が増えることで、地域発展への機運を高めます。また、このまちが一丸となって持続可能な地域発展を遂げるために、地域特性に応じた社会のネットワークを追求することで、このまちの方向性を導く未来像を策定し発信します。
このまちの未来を切り拓く私たちとこのまちに住み暮らす人々が新たな地域の可能性を認識することで当事者意識が喚起され、共に「未来」を思い描き、このまちが目指すべき未来を創る倜儻不羈なる人々が織りなすこのまち独自の可能性を新たな地域のかたちとして生み出し、揺籃のまちを次世代に引き継いで参ります。
・事業計画
 ・運動の方向性を指し示す新年交礼会の実施
 ・このまちが目指すべき未来を想像する機会の創出
 ・このまちの将来像を共有する事業の実施
 ・まちの目指すべき未来像の策定と発信





KAIKAKU推進会議
会議方針
議長 泉亭 智則
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 昨今全国的に会員数が減少している中で、当LOMも例外なく減少の一途を辿り、創立時の会員数から鑑みると現在の会員数は半分以下となり、一時は存続すら危ぶまれる時期もありました。常に新たな会員が入会し、連綿と紡がれた想いを受け継いでいかなければ、青年会議所運動を持続していくことができず町民意識変革につなげることはできません。だからこそ、このまちの未来をともに切り拓いていく責任世代の意識を変革する会員拡大活動が求められています。会員拡大こそが町民意識変革に向けた最たる青年会議所運動であることを理解し、私たち会員が意識を変革させJAYCEEとして高い志を持ち、説得ではなく納得してもらえる言動・行動をするために自己成長を遂げなければなりません。今一度原点に立ち戻り、青年会議所がこのまちに必要である意義を考え、JCで与えられる様々な機会を通じて自らを磨き、自らの信念に基づき責任世代に語りかけ続けることで、同志となり得る人材の意識変革につなげ、このまちの未来を次世代に引き継いでいく必要があります。
まずは、年間を通じて計画的な会員拡大戦略を推し進めるために、会員拡大候補者リストの進捗更新から新鮮な情報の共有を行うことで、拡大に対する推進力を高める会員拡大推進会議を開催します。そして、一人ひとりが会員拡大活動に対して積極果敢に邁進するために、青年会議所運動の意義を学び考える機会を創出し、JCの魅力を自らの言葉に置き換え発信できる力を養うことで、会員拡大活動の意識を高め信念を持った自発的な行動につなげます。さらに、私たちが発信する魅力ある情報から青年会議所運動の推進力を高めるために、情報の共有・集約・調整を行いSNSによる個々の発信やホームページでの発信に組織としての一貫性を持たせ、このまちの人々の興味関心を惹きつけ共感を生み出すことで、青年会議所運動に対する理解を深めます。また、このまちの責任世代と横のつながりを構築するために、責任世代が一堂に会する交流の機会から多くの接点を持ち理解を深めることで、共にまちの未来を語ることが出来る青年の輪を広げます。そして、新入会員の積極的な参画を促すために、新入会員セミナーを開催し、JCの基礎や組織の仕組みを理解することで、青年会議所運動の目的や使命に対する意識を高め能動的に行動する人材を育成します。さらに、入会年数の浅い会員が率先して行動する人材となるために、諸会議・諸大会への参加を促すとともに、一つでも多くの機会に触れることで、原体験から青年会議所の意義目的の理解を深めます。
人を変革する前に自らを変革しなければ人の心を動かす事はできません。自己修練を怠らず自らを変革し、内なる尺度を身につけ自らの言葉で語れる人材となることで、このまちの魅力や青年会議所運動を伝播させ、自らが成すべき事を成す倜儻不羈なる人々が絶えることなく生まれ出る揺籃のまちを次世代に引き継ぎます。

事業計画(案)
・会員拡大推進会議の運営
・会員拡大ツールの運用・検証
・会員拡大活動の推進力を高める機会の創出
・一貫性のある情報の発信と集約・調整・運用
・責任世代の交流を深める機会の創出
・新入会員セミナーの開催
・新入会員担当例会の企画・運営





総務委員会
委員会方針
委員長 大塚 慎太郎
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近年、組織的な会員拡大活動の成功によりLOMメンバーの若返りが進み、入会年数の浅いメンバーが増加しております。そのため、青年会議所運動の意義やJAYCEEとしての基礎が培われておらず、諸会議や例会、事業に参画する意識の低下から、組織としての一体感が失われつつあり、青年会議所運動の推進力低下が懸念されます。入会年数の浅いメンバーが半数を占める当LOMが、青年会議所運動を展開し、メンバー一人ひとりが倜儻不羈なる人として成長するためには、適切な組織運営とガバナンスの強化徹底を行い、組織としての方向性と志を一つとし、自らの信念に基づき一体感のある青年会議所運動を推進していく必要があります。
まずは、メンバーが当LOMの一員としての自覚を持つために、組織の意思決定機関である総会を開催し、一体感ある青年会議所運動の推進力を高めます。そして、青年会議所運動に対する熱意を新たにするために、当LOMと長年に渡り友情で結ばれた石狩JC、江別JCと共に開催する3LOM合同例会を通じてメンバーが切磋琢磨する機会を設け、能動的に行動するJAYCEEとしての意識を醸成します。さらに、次年度への体制移行を円滑にするために、次年度例会を開催し、初速あるスタートを切れる機運を高めます。また、メンバー一人ひとりがJAYCEEとして揺るぎなき信念に基づいた行動を促すために、諸大会や例会・事業、諸会議の運営、品格ある青年としての立ち振る舞いをJCプロトコル(決め事・慣例)からLOMに則した規範に編纂し、SNS等で継続的に周知することでガバナンスの強化徹底を行い、組織としての一体感を向上させ説得力ある運動の展開を推進します。
 ただ決め事や慣例に基づき行動するのではなく、今一度立ち止まり本質に基づいた根拠から、一石を投じこのまちの人々に波紋を起こす運動を展開できる環境作りをLOMの要として自らの尺度に拠って立ち行うことで、倜儻不羈なる人々が絶えることなく生まれ出でる揺籃のまちを創造します。

・事業計画
・各総会の企画、運営
 ・次年度例会の企画、運営
 ・3LOM合同例会の運営協力
 ・LOM規範の作成、周知